AIR ZONE

脇元 祐二 ( わきもと ゆうじ )

1960年 鹿児島県生まれ

1982年 ウインドサーフィンを始める

1986年 ハワイ・オワフ島にてトレーニングを始める

      国内サーキットを参戦。

1990年 知人とウェットスーツメーカー「シーワークス」を設立。

      常務として営業・開発を行いながらプロサーキットに参戦。

1994年 「シーワークス」を退社。

      プロ活動とウインドサーフィンの普及の為スクール「アカデミー46」を発足。

現在   スクール・協会活動に全力をそそいでいる。

 

 

* これらのテクニックは" 実践ロングボードテクニック " のビデオで紹介されています。

← 詳細は、こちらをクリックして下さい。

 

 

 

ウインドサーフィンも少し走れる様になると、ブームをずっと持ってセイルに入る風をコントロールする為、手が疲れてしまいます。

そこで不可欠なのがハーネスと言う道具。

ハーネスは腰の位置に装着し、前に出ているフックをブーム側に取り付けているハーネスラインに引っ掛け手の力だけでは無く、身を利用してセイルをコントロールするので乗れる時間が長く楽に乗れる訳です。

このハーネスは、ウインドサーフィン全般で使用します。

風をコントロールして思う様に走れれば、そろそろハーネスの練習した方が良いでしょう。(自分の苦い経験から)

 

私がやり始めの頃に、「お前は力があるからハーネスなんて無くても十分だょ」と知り合いのウインドサーファーの言う言葉を信じて、風がガンガン吹いていてもハーネスはしないで、結構長い期間乗っていました。(今思うと信じた私がバカだった・・・)

凄く腕が疲れるし、風が強いとブームを握り湿るので、手にマメが出来るし、何より長い時間乗れません。

 

もちろん周りには上手な人ばかり。

スラロームボードに乗っていたので「ハーネスをしているんだ」っと勝手に思い込み早く上手くなってスラロームボードに乗りたいと思ってました。

そんな時に、その上手い人達と話す機会があって、「何でハーネスをしないの?」っと聞かれ、こう言う事で・・・っと話すと、みんなに大笑いされてしまいました。

特に風の強い時にはハーネスを使う事でセイルと身体の間隔が一定になり、その力はボードへと伝わり速く走れるのです。

確かに、手の力だけでセイルをコントロールしようとしても、セイルに受ける風の力によっては、強すぎてコントロールする事も出来なくて、セイルを放してしまう事もあったので、話を聞いてすごォーく納得しました。

 

その日の内に、ハーネスを買いに行った事を今でもハッキリ覚えています。(これで私も一人前のウインドサーファーダって気分でした。)

要するに、ハーネスワークは出来れば早いうちから慣れていた方が良いでしょうねェ。

 

編集子

 

 

Series   :   # 060

 

 

 

 

 

title  : はじめてのウインドサーフィン 初級編 PART 2

 

初回放送 :   2003年 05月 30日

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